英語を勉強して、一番に習う文法事項は、「be動詞」だと思います。
また、習っているうちにでてくる「一般動詞」と混乱してきますよね。
この記事では、英語を習い始めた人が初めにつまずくポイントを、わかりやすく解説していきます。
練習問題もついていますので、自分がしっかり理解しているのかチェックすることができます。
また、家庭教師などで問題を探している先生にも役立つと思います!
be動詞とは
be動詞は、その人の状態や属性などを表すときに使います。
現在形は3種類、am, are, is
過去形は2種類、was, were
です。
主語によって使うbe動詞が変わります。
I → am(現在) was(過去)
you → are(現在) were(過去)
he → is(現在) was(過去)
三人称単数(I, you以外の1人の時)は、isもしくはwasを使います。
複数の時は、areもしくはwereを使います。
肯定文
肯定文とは、普通の文のことです。
語順は、
主語 + be動詞 + ~~
例えば、
私は背が高いです。
I am tall.
あなたは優しい。
You are kind.
彼は先生です。
He is a teacher.
私は大阪にいた
I was in Osaka.
あなたはかっこよかった。
You were cool.
彼女は医者でした。
She was a doctor.
短縮系も一緒に覚えましょう。
I am → I’m
you are → you’re
he is → he’s
she is → she’s
we are → we’re
they are → they’re
否定文
否定文とは、「~~じゃない」と否定する文章です。
否定文は、be動詞の後にnotをいれます。
主語 + be動詞 + not + ~~
例えば、
わたしは学生ではありません
I am not a student.
あなたは幸せではありません
You are not happy.
彼は金持ちではありません
He is not rich.
彼女は賢くありませんでした
She was not smart.
私たちは10歳ではありません
We are not ten years old.
また、be動詞とnotには短縮系があります。
are not → you aren’t
is not → isn’t
was not → wasn’t
were not → weren’t
疑問文
疑問文は質問をするときに使う文章です。
疑問文は、be動詞を一番前に持ってきます。
例えば、
私は可愛いですか?
Am I cute?
あなたは警察官ですか?
Are you a police officer?
彼はアメリカ人ですか?
Is he American?
過去の場合も作り方は同じです。
一般動詞とは
一般動詞はbe動詞以外の動作を表す単語のことです。
例えばplay, study, goなどがあります。
肯定文
語順は、主語 + 動詞 + 〜〜 です。
主語が三人称単数の時には動詞に”s”をつけます。
例外的にsではなく、特殊なものもあります。
例外)go→goes、
study→studies、
watch→watches など
過去形は基本的には”ed”をつけます。(不規則動詞をのぞく)
私は英語を勉強します。
I study English.
彼は英語を勉強します。
He studies English.
あなたは図書館で本を読みます。
You read books in the library.
彼女は図書館で本を読みます。
She reads books in the library.
私は野球をした。
I played baseball.
否定文
否定文のつくり方は、一般動詞の前に”don’t”、”doesn’t”または”didn’t”を入れます。
主語がI, You, 複数の時は、”don’t“を使う。
主語がI, You以外の単数の時は、”doesn’t”を使う。
過去の時は”didn’t”を使う。
例えば、
私は野球をしない。
I don’ play baseball.
彼は本を読まない。
He doesn’t read a book.
私たちは料理をしない。
We don’t cook.
彼女は泳がなかった。
She doesn’t swim.
疑問文
疑問文の時は、”Do”、”Ⅾoes”または”Did”を文頭に置く。
主語がI, You, 複数の時は、”Do“を使う。
主語がI, You以外の単数の時は、“Does”を使う。
過去の時は“Did”を使う。
例えば、
あなたは料理をしますか?
Do you cook?
彼女はサッカーをしますか?
Does she play soccer?
彼は図書館に行きましたか?
Did he go to the library?
be動詞と一般動詞は一緒に使わない
基本的には、be動詞と一般動詞はいっしょには使いません。
例外として、現在進行形や受動態では一緒に使いますが、その場合も一般動詞は、「ing形」や「過去分詞」に変化します。
ですので、もし自分の書いた文に両方の動詞が混じっていたら、変だなと思ってください。
おすすめの参考書
私が実際に家庭教師で使っている参考書をご紹介します。
こちらは、三年分の文法事項が載っていてとても便利です。
説明のページではきれいにまとめられていますし、問題もレベル別に分かれていて数も豊富です。
三年生の総まとめなどにも重宝します。
他の教科も出版されているので、書店などで一度ご覧になってみてください!
練習問題
では、ここからは問題を解いていきましょう。
問題
1. I (am, are, were) a teacher.
2. You (are, speak, speaks) English.
3. (I, We, He) studies every day.
4. (Is, Do, Does) he watch TV?
5. (Are, Is Do) you speak Japanese?
6. I (was, were, am) at the library yesterday.
7. He (isn’t, don’t, doesn’t) read books.
8. My mother (eat, is, eats) cookies.
9. The teacher (teach, teachs, teaches) English.
10. (Is, Does, Do) the dog run in the park?
答え
- am
- speak
- He
- Does
- Do
- were
- doesn’t
- eats
- teaches
- Does
まとめ
今回は、be動詞と一般動詞の違いについて説明しました。
文法は一回覚えてしまえば、簡単なので、反復練習して定着させていきましょう!
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